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かわいいだけではダメ!鳥が病気になったときの治療費の一例

鳥好きの皆さん、こんにちは。

ペットショップに行くと、いろんな鳥さんが待っていますよね。

この子、かわいい~と、一目ぼれしてお迎えする方も多いでしょう。

私も、ここ10年で4羽のセキセイインコをお迎えしましたが、ほぼ「この子がいい」という何か小鳥から伝わってくるものがありました。

自分から、「ワタシを連れて帰って」とアピールするかのように前に出てじっとこっちを見られたら、もうメロメロです。

でも、少し待ってください。

命を預かるということ。

それは、責任を伴います。

毎回覚悟のもと、連れて帰るのですが、正直1羽目の子のときは、あまり先のことを考えていなかったように思います。

でも、生き物だったらどんな子でも病気をします。

小さい頃は病気知らずでも、年を取って来たらいろんなトラブルをかかえるようになってきます。

小さいから、大きいから。

それは関係ありません。

どんな子でも、病院に行ったら治療費がかかります。

ワンちゃん、ネコちゃんを飼っておられる方は、ペット保険に加入されている方も多いと思います。

私は、犬も猫も飼った経験はありませんが、友人の話を聞いていると、手術をしたら30万円かかったとか、1度の出費も大きいですよね。

鳥も例外ではありません。

あんなに小さいけど、治療をしたら毎回治療費がかかるのです。

鳥も、3歳になるまでに加入できる保険はありますが、治療費の全額を保証してもらえるわけではありません。

そのため、年間における保険料の方が高いと判断して加入はしませんでした。

おまけに、家に車がなければタクシーで通うことになり、交通費もばかになりません。

今回は、最後に飼ったセキセイインコのレイちゃんが、虹の橋を渡る前に通院した記録をまとめます。

病気の種類によって治療費も変わりますが、少しでも参考になればと思います。

病気になったときの記録と治療費

それは突然でした。

だいたい病気になる前には、おかしいぞといういつもと違う様子がうかがえます。

ところが、前日の夜寝るときまで、いつもとまったく変わらず、おしゃべりも絶好調でした。

それがまさか、翌朝急変しているとは。

2025年2月25日(火)

「レイちゃんおはよう」

毎朝、最初にかける言葉です。

そのとき、なんか元気がないなと感じました。

羽根も少しふくらんでいて、眠たそうな目をしています。

何より気になったのは、フンの少なさです。

毎日夜の間にする量の1/3もないのです。

「えっ?どうした?」

冬場寝るときは、ゲージの周りを自分で作ったパネルで囲って、さらに外を窓際に立てて冷気を遮断するボードで囲い、上からハーフケットで塞いでいます。

昼間の様子

ゲージには、保温ヒーターをひとつ。

これが歴代のセキセイインコが使ってきた保温ヒーターです。

毎年このスタイルで、冬場を乗り越えてきていました。

このときちょうど、頭がツクツクちゃん(換羽期)になっていたので、抵抗力も弱っていて、いつもだったら大丈夫だったかもしれませんが、病気になったんだと思います。

餌も食べない状態だったので、夕方病院に連れて行きました。

レントゲンを撮ってもらうと、肺炎がおきていました。

また、脱水と腸の動きも止まっていました。

だから、便が出なかったのです。

そこで、抗生物質と、脱水の注射をしてもらい、家で飲ませる薬をもらいました。

この日にかかった治療費は、11,440円、タクシー代は1,520円でした

【内訳】
エックス線検査 4,000円
(更新)診療手数料(鳥類)2,000円
皮下注射10P 1,000円
皮下注射10P 1,000円
調合粉末剤2P 1,400円(7日分)
飼い鳥専用ビタミン剤 1,000円
消費税 1,040円
往路タクシー代 1,520円(帰りは家族に迎えあり)

2025年2月26日(水)

毎週水曜日は病院の休診日なのですが、問題のある子は指定された午前30分、午後30分の間に行くと、診てもらえるようになっていました。

そこで再度注射を打ってもらいました。

昨日の注射で、ほんの少しですが便が出るようになっていましたが、そのうにたまっているエサは24日からのものだと思ったので、そのままで腐ったりしないのかがすごく不安で聞いてみました。

若い女の先生でしたが、口から嫌な臭いもしないし、問題はないでしょうとのことで少し安心しました。

この日の治療費は3,300円、タクシー代は往復2,400円です

【内訳】
(再診)診療手数料 1,000円
皮下注射10P×2 2,000円
消費税 300円 
往復タクシー代 2,400円

2025年2月27日(木)

今日は同僚がお昼から休みを取っていたので、午前中休ませてもらって病院に連れて行きました。

今日も同じ治療でしたが、毎日連れて来れますか?と聞かれ、しばらく通院することに。

ここでもし、入院した方がいいと言われていたら、お願いする覚悟はできていたのですが、通院することになりました。

ここで、入院させて欲しいと言っていたら、状況がかわったかもしれないと悔やんでいます
この日の治療費は3,300円、タクシー代は1,520円でした

【内訳】
(再診)診療手数料 1,000円
皮下注射10P×2 2,000円
消費税 300円 
往路タクシー代 1,520円(帰りは家族の迎えあり)

2025年2月28日(金)

レイちゃんは、点滴を打って帰ったら、エサを食べたり少し便をしたり元気になるのですが、しばらくするとまたきつそうにしています。

夜も保温ヒーターを2個に増やし、開けたらもわっとするぐらいにしているのですが、温度計は30~32℃ぐらいです。

先生はよく、32℃ぐらいがベスト(病気のとき)とおっしゃいます。

普通だったら暑いんじゃないかと思うのですが、レイちゃんも膨らんだままなので、けっして暑いわけではないようです。

この日の治療費は4,400円、送迎ありだったのでタクシーは使いませんでした

【内訳】
(再診)診療手数料 1,000円
皮下注射10P×3 3,000円
消費税 400円 

2025年3月1日(土)

今日は午前中に都合がつかず、午後から連れて行きました。

少しだけ回復に向かっている気がしてきました。

便の量はまだ少ないです。

この日の治療費は4,400円、送迎ありだったのでタクシーは使いませんでした

【内訳】
(再診)診療手数料 1,000円
皮下注射10P×3 3,000円
消費税 400円 

2025年3月2日(日)

午前中に病院へ行きました。

「少しは便も太くなってきましたね」と言われ、嬉しかったです。

体重は昨日より増えて32gでした。

病気になる前は、36gだったので、通常より痩せて骨も浮き出ている感じです。

この日の治療費は4,400円、送迎ありだったのでタクシーは使いませんでした

【内訳】
(再診)診療手数料 1,000円
皮下注射10P×3 3,000円
消費税 400円 

2025年3月3日(月)

病気になってから、病院に連れて行くときの小さなカゴのまま過ごさせていました。

大きなゲージだと、止まり木も高い位置にあるので心配だったのです。

それに、毎日病院に連れて行っているので、移すときに逃げ回る体力を使わなくていいようにという思いと、ヒーターもレイちゃんのそばに取り付けやすかったからです。

昨夜、その小さいカゴの中に低めの止まり木を置いてあげると、すぐに飛び乗りました。

やはり床にいるより安心なのでしょうね。

うちの子が病院へ行くとき使っていたカゴです
開けやすく、持ち運びも便利です

この止まり木は便利でした
そのまま体重計に乗ってくれないときも、ここにとまらせたままなら大丈夫でした

それから一晩(ずっと見てたわけではない)、そこにとまっていたのか、朝も同じ体勢でした。

エサも降りて食べようとしなかったので、口元まで持って行くと食べてくれました。

同じように、薬水も与えました。

15時頃誤ってカゴの外に出してしまい、お気に入りの止まり木(床から1mぐらい)まで飛ばせてしまいました。

安静にさせていないといけなかったので、すぐにカゴに戻したのですが、そこから急にカゴの中をごそごそ歩き回ったり、柵の側面や天井につかまりながら移動したり、活発に動くようになりました。

そのあと、床に置いてあるエサをついばみに行きました。

今日は、水に溶かす粉末の薬から、確実にやれる液体(目薬のような容器)に変更してもらいました。

水に溶かすタイプは、おいしくないのかあまり飲みません。

今は、脱水を改善させたいので、薬と水を分けてみようと思いました。

おいしい水なら、今よりも飲んでくれるかなと。

この日の治療費は11,000円、タクシー代は3,320円でした

【内訳】
(再診)診療手数料 1,000円
皮下注射10P×3 3,000円
調合液剤 15P×4 6,000円
消費税 1,000円 
往復タクシー代 3,320円

2025年3月4日(火)

昨日より元気になった気がします。

明日はどうしても病院に連れて行けないので、回復に向かっていたら嬉しいのですが。

病院では、いつもの注射に加え、私の方から希望して、フンの検査をしてもらいました。

以前、メガバクテリアの治療をしていたことがあり、その後の検診を受けていなかったので、再発したのではないかという不安があったからです。

結果、異常はありませんでした。

この日の治療費は4,950円、タクシー代は1,440円でした

【内訳】
(再診)診療手数料 1,000円
皮下注射10P×3 3,000円
糞便細菌・原虫検査 500円
消費税 450円 
往路タクシー代 1,440円(帰りは家族の迎えあり)

2025年3月6日(木)

昨日は病院へ連れて行くことができませんでした。

今朝は、はぁはぁ息苦しそうにしています。

どうにかして、昨日も連れて行けば良かったと後悔しました。

病院で、息苦しそうにしていることを伝えると、もう一度レントゲンを撮ってみましょうということになりました。

結果、肺炎が悪化していました。

どうして……

毎日通って、痛い注射も頑張ってきたというのに。

そして先生から、「私の経験からですが、今晩か、明日か……」と言われたのです。

えっ……

言葉が出ませんでした。

嘘だ、レイちゃんは元気になる。

また毎日通えば、きっとよくなる。

泣きそうな気持ちを抑え、待合室に戻りました。

膝の上にレイちゃんのカゴが入ったバッグを置き、抱きしめました。

この日の治療費は7,700円、タクシー代は3,320円でした

【内訳】
(再診)診療手数料 1,000円
皮下注射10P×2 2,000円
エックス線検査 4,000円
消費税 700円 
往復タクシー代 3,320円

帰ってから、家族に先生から言われたことを伝えました。

そして、明日の朝元気だったら、朝一番で病院に連れて行くと宣言しました。

まだ大丈夫だと信じていました。

それと同時に、夜中、何度も見に行って欲しいということと、何かあったら何時でもいいから起こしに来てと息子に頼みました。

諸事情により、息子は夜中起きてます。

そして、夜9時頃になって、病気をしてから一度も与えていなかった野菜をあげてみようかなと思い、レタスをカゴに近づけると、立ち上がって近寄ってきて食べたのです。

うつろだった目もぱっちりと開き、力強く噛みちぎります。

2㎝角ぐらいのものをひとつだけあげるつもりでしたが、あまりにもバクバクたべるので、追加で何度もあげました。

本当に、命が危ないとは思えない食べっぷりでした。

レタス待ちをしているレイちゃんです

レタスは水分が多いため、与えすぎると下痢をするということは知っています。

それでも、今は食べたいものを好きなだけあげたいという気持ちでした。

「レイちゃん、おやすみ。明日また会おうね。朝になったら病院で注射してもらおうね」

3月7日、午前3時半過ぎ、部屋の扉が開きました。

開けたのは次男です。

慌てて隣のリビングを見に行くと、カゴの中でレイちゃんが、両方の羽を広げたまま、うつ伏せになっていました。

急いで羽を閉じ、カゴの外に横たわらせました。

目は輝いていて、まだこっちが見えているんじゃないかと思うほどきれいでした。

おそらく、亡くなったのは3時半頃だと思います。

次男も見に行ったときにはもう遅かったそうです。

これを書いているだけで、また涙が出てきました。

ああ、なんで寝ないで付き添っていなかったのだろう。

自分の仕事なんかは後回しにして、なんでレイちゃんを一番大切にできなかったんだろう。

レイちゃんは男の子で、おしゃべりもたくさん覚えました。

先住鳥がおしゃべりをしなかったので、レイちゃんのおしゃべりがとても心を明るくしてくれました。

まだ2歳という若さ。

まだ2年しか一緒に過ごせてないんだよ。

前日まであんなに元気だったじゃない。

病院も頑張って通ったじゃない。

なのに、どうして虹の橋を渡ってしまったの?

とてもつらい別れでした。

このように、鳥は小さい分、病気になると病状が進むのが早いです。

もちろん早く病院で治療してもらうと、助かる子がほとんどだと思います。

今回の病気での治療費は9日間の通院で54,890円、タクシー代は13,520円、合計68,410円でした。

レイちゃんは、メガバクテリアの治療と、疥癬症の治療で通院した経験があります。

そのときは日をあけて3~4回の通院で終了しました。

それでも、レイちゃんをお迎えしてから2年間の間にかかった治療費は10万円ほどになります。

セキセイインコは通常8~10年、長い子はもっと生きます。

今回の記事で、かわいいだけでお迎えするのはだめだということ、わかってもらえましたでしょうか?

とはいえ、ペットと過ごす時間は本当に楽しいものです。

心を癒してくれます。

特に鳥好きの私としては、あんなに小さな体でおしゃべりしたり肩にとまってくれたりする鳥たちが愛おしくてたまりません。

外にいるスズメやカラスや鳩にまで、「今日は暑いね~」「ごはん食べた?」などど話しかけたりもします。

レイちゃんとの別れが悲し過ぎたので、もう鳥を飼うのはやめようと思っています。

私もこれから年を取り、仕事もあと何年勤められるかわかりません。

愛鳥が病気をしても、自分が動けないかもしれません。

部屋には、歴代の愛鳥の写真やいろんな鳥グッズを飾っていますが、今後はそれらを眺めながら、思い出を胸に生きていこうと思っています。

みなさんも、「あっ、この子かわいい!」というペットと出会ったときには、一度立ち止まって、責任を持って最後まで育てられるかということを考えてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

レイちゃん、いままでありがとう
【レイちゃんが覚えてくれた言葉】
レイちゃん・レイちゃんかわいい・レイちゃんカッコいいじゃんかわいいじゃん・どうしたと?(博多弁)・レイちゃんキイロ・お顔がキイロ・キイロキイロ(連発)・おはよう・こんにちは・ごめんね・トリ・トリです・いい子いい子・じょーず(上手)など